ケーキの代償

written by nano_evol
4日前SSの続きで前半主人公視点、後半ゼン視点の誕生日当日のお話です。

「それで、何か食べたいものは?」 「どうせ昨日も一昨日も碌な物を食べていないんだろう。何か作ってやる。」  そう声がかけられる。 「プリン!あ、ごめん今日はプリンはいいや。店長のおすすめでお願いします!」  リクエストを …

いつの日か

written by 玲架
誕生日の話にはなりませんでしたorz
何時でも彼女は彼に勝ちたいようです。

「6歳差。ゼンが高校ぐらいの時に私はランドセルを背負ってたってことよね」 新年早々何を言い出したかと思えば歳の差の話だ。コレばかりは何年思っていようが変わることの無い差だ。何かに思い耽る度に彼女の口から言われるが、自分か …

しあわせの箱

written by ほたて

初心者向け、との触れ込みは一体なんだったのだろう。決して広くないキッチンの作業スペースにはケーキになるはずだったものが2つ並んでいる。ぺしゃんこにつぶれたそれは、甘い香りだけを放っていた。大晦日も元日も関係なく飛び回って …

安らぎの時間を共に

written by ゆき
ストーリーのネタバレはございません。

 さくさくと先陣をきって歩く様は勇ましいが、多少危なっかしい。らしくもなく手を差し伸べてやりたくなるが、それもどうも癪だ。「ほら、ゼン。早くしないとただの散歩になっちゃうよ」 こちらの思っていることなどお構いなしに、くる …

もしも望みが叶うならば

written by 透心
本編10章後くらいまでの認識で、恋人同士のふたりのお話です。 ゼン視点でお話が進んでいきます。

子どもの頃とは違い、この歳になればもう“誕生日”を特別意識することはなくなったように思う。幸いにも、いつだって祝いの言葉を寄越す人間がそれなりに居る環境に俺は在った。しかし、その言葉に次第に果たすべき責を感じるようになっ …

snow melt

written by N

「そんな小さな声で話さなくても……!」 電話の相手は陽気な声で私を否した。私はエレベーターホール観葉植物の影に隠れながら声のボリュームを最大限に抑え、吐息交じりにケンさんをとがめる。葉の間から差し込む黄色い日差しが眩しい …

甘い余韻

written by 奈由

 辺りに漂う甘い香りを胸いっぱいに吸い込む。ここでは、肌を刺すような冬の寒さも張りつめたような冷たい朝の空気も、全く無縁のものだ。  後ろを振り返るとブルーグレーの瞳と視線がぶつかる。ゼンは入り口で立ちつくしたまま、訝し …

Dear

written by たけのこ
初めに、この誕生日SSは多くのネタバレを含んでおります。読まれる方にとって制限がかかる作品となってしまい申し訳ございません。
ネタバレは以下の通りです。 メインストーリー全て1章~18章のネタバレあり。 デート「インタビュー」、「フランスの旅」、「業務報告」、「夜の屋上」、「クルージング」、「終末の日」のネタバレあり。 ハロウィンのゼンの通話ネタバレあり。
このSSは18章の直後のお話です。 そのため、18章を読了されていない方は、読了されてからこのSSを読まれた方が楽しめるかと思います。 またメイン以外で、ゼンのデートのネタバレも少し含んでおります。ネタバレが大丈夫でない方は、上記ネタバレ対象を読了されてから、お読みください。 前半は少し切ないので、ご注意ください。 全てゼン視点で、ゼンと主人公の絡みは少ないです。 またゼンと主人公は付き合っている前提のお話となります。
最後にここまで、読んで下さりありがとうございました。 18章の展開からの個人的な希望的妄想ですので、メインストーリーと切り離して読んで頂けると嬉しいです。

1月12日。 例の事件が終息してから半年たった。 恋花市は今まで恐怖に包まれていた。しかし、ある日を境に事態が急速に良い方向へと向かった。幸せと笑顔が戻り、街に活気が溢れていた。 しかし、そんな幸せに満ちた世界で、一人だ …

candle flame

written by kana
特にネタバレはありませんがうっすらデート「業務報告」の内容を参考にした部分があります。まだ付き合ってない2人。区切りごとに視点が交互に変わります。

A week before __________ 「CEOは誕生日を祝われるのがお嫌いなんです」年始の挨拶にファーレイを訪れた帰り際、ケンさんに確認したゼンの誕生日関連のイベントの有無。彼程の立場の人ならパーティーでも開 …

カクテルサプライズ

written by 夕陽🌸
心を込めて、大切な貴方にサプライズを。

1月13日はゼンの誕生日。折角の誕生日だからと私は何かサプライズをしようと思い立った。 サプライズ…何をしよう?私は頭を悩ませていた。 この前試しにケーキを作ってみたらとんでもなく失敗をしてしまったため、ケーキ作りには正 …

ぎゅっと握りあった手と手

written by さやん
軽度ですが、11章の内容に触れています。 2人の関係性は好きあっているが、付き合ってはいない。甘酸っぱい恋人未満の設定です。 ゲームシナリオ風の展開で書いておりますのでご了承ください。

ゼンの誕生日まであと1日と迫った1月の半ば――りんとした冬の空気がとげとげしく肌に突き刺さり、外出はおろか、行動することすら億劫になってしまう季節。でも、私の心臓はドキドキと脈打ち、活気に満ち溢れていた。(明日は奮発して …